HIP meetup in collaboraton with ARCH
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2020年、COVID-19により不確実性が高まった未来、日本の大企業は新たな戦略をどのように書き足すべきでしょうか。新しい事業ドメイン確立に向けた社内ベンチャー制度、アクセラレータープログラム、CVCの設立など、多くの選択肢がある一方で必ず成功するものは確立されていない中、各社それぞれが自社に最適な方法を模索している。果たして、成功への王道といえるものはあるでしょうか。
世界と比べた日本のイノベーションシーンの現状についてWiL小松原氏によるキックオフを起点に理解を深めます。そして、HIPtalkでもおなじみのJR東日本スタートアップ柴田氏、伝統的な運送業界の中で多数の仕組づくりを進めるセイノーホールディングス河合氏にご登壇いただき、イノベーション創出に関するアプローチと実践法について掘り下げます。
世界初の新規事業創出の手法、大企業の出島を集積させたインキュベーションセンターARCHとコラボして開催する本企画。
大企業変革に取り組むビジネスパーソンにとって、明日からのヒントに繋がる学びを伝授します。
■Kick off(18時00分~18時30分)
なぜ大企業はイノベーション創出を求めなければならないのか。今、大企業が挑むグローバル企業との競争における勝ち残りをかけ、多くの企業が模索しているものの、いまだその成功事例は数少ない。イノベーションにおける日本企業の現在地について、海外企業のイノベーションをまじかにした、二人のキーマンをお招きお話を伺います。
[登壇者]
・小松原威(株式会社WiL Partner)
・児玉太郎(アンカースター株式会社 代表取締役 / キックスターター カントリーマネージャー)
■Discussion(18時30分~19時30分)
大企業のイノベーション創出において最も重要なことは何でしょうか?飛び地の領域選択かはたまた事業シナジーか。不確実な時代において、事業推進の判断を行うにはどのようなことが必要なのか。ゲストにCOVID-19禍においても成長する物流業界において事業開発に携わるセイノーホールディングスの河合氏、社会のインフラである既存ビジネスを本流に持ち、その中で革新を生み出し、数多くのスタートアップとの協業をJR東日本スタートアップの柴田氏、共に数十の事業を事業化してきたお二人をお招きし議論します。
[登壇者]
・河合 秀治(セイノーホールディングス株式会社 ラストワンマイル推進室室長)
・柴田 裕(JR東日本スタートアップ株式会社 代表取締役社長)
[モデレーター]
・児玉太郎
※スケジュール、登壇者は変更する場合がございます。ご了承ください。
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(株式会社WiL Partner)
2005年に慶應義塾大学法学部卒業後、日立製作所、海外放浪を経て2008年SAPジャパンに入社。営業として主に製造業を担当。2015年よりシリコンバレーにあるSAP Labsに日本人として初めて赴任し、デザイン思考を駆使して日本企業の組織/風土変革・イノベーション創出を支援。2018年にWiLに参画。 日経産業新聞 新風シリコンバレー連載陣の一人。
(アンカースター株式会社 代表取締役 / キックスターター カントリーマネージャー)
1977年神奈川県出身。アンカースター株式会社・代表取締役。幼少期を米国で過ごし、1999年にYahoo! JAPANに入社。ソーシャルメディア事業を担当。2010年にFacebookカントリーグロースマネジャーとして日本でFacebookを浸透させるために活躍。2015年にアンカースター株式会社を設立。2017年にはKickstarterのカントリーマネージャーに就任。海外企業の日本進出を支援するほか、国内外企業間のパートナーシップ支援事業や芸術・アートに関する事業を複合的に監修。まだに日本にない事業を継続的に創出し、日本の生活環境・文化のアップデートを試みる。
(セイノーホールディングス株式会社 ラストワンマイル推進室室長 兼 ココネット株式会社 取締役社長を含む6社の代表または役員を兼任)
1997年西濃運輸株式会社に入社後、トラックドライバーとし てキャリアをスタートし、トラック輸送の現場を経験。セイノーホールディングス株式会社(セイノーHD)の業務改善・人財開発・内部統制プロジェクトを経て、社内では異例のベンチャー企業、ココネット株式会社を2011年に設立、後に社長に就任。その後、セイノーHDオープンイノベーション推進室室長を兼務、新規事業構築とイントレプレナー輩出を進める。2020年8月に新設されたラストワンマイル推進室室長に就任。セイノーグループが提供する「お買い物サービス」の既存モデルの拡大や、LCC(ローコストキャリア)宅配モデルの企画・構築に加え、西濃運輸が展開している宅配便サービスの集約を含むtoCラストワンマイル新規事業モデルの企画・構築を担う。また、一般社団法人こども宅食応援団の理事など、社会課題解決の取り組みも進めている。
(JR東日本スタートアップ株式会社 代表取締役社長)
1991年、東日本旅客鉄道株式会社に入社。2018年、JR東日本スタートアップ株式会社の代表取締役社長に就任。「JR東日本スタートアッププログラム」の開催や、スタートアップ企業とJR東日本の橋かけ役を担う。