HIP conference
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HIPとQuantumのコラボによる本シリーズでは、5年以内に都市で実装されるであろうテクノロジーをとりあげ、その業界の多様なトップランナー(大企業、ベンチャー、行政、学識経験者等)とともに、テクノロジーが都市生活(ライフスタイル)に与えるインパクトについて、最新の動向を踏まえ議論します。
HIPとQuantumがコラボで展開する今シリーズは「5年以内に都市で実装されるであろうテクノロジー」を毎回1つ取り上げ、実装をめざしているプレイヤーが、実現したい社会、提供したい価値などを生活者視点で議論します。
今回注目するのは「ヘルステック」。近年、IoT・ビッグデータ分野を中心とした技術革新を背景に、発症前・治療後を含む普段の生活時のデータの収集 や大量のデータ解析など、新たなデータの活用が可能となりつつある。国や自治体による規制緩和も後押しし、製薬メーカー・医療機器メーカー等に限らず異業種からも様々なプレイヤーが参入し、新しいヘルスケアソリューションの開発が進む注目分野を取り上げます。
登壇者には、日本および世界のヘルステックカンパニーの中でチャレンジをしている方々お迎えし、日本/世界のヘルスケアの現状、医療機関の中だけで終わらない近未来のヘルスケアの在り方について議論を深めます。
異領域から新しいテクノロジーを駆使してヘルスケア領域に飛び込む実務者が、日々向き合っている困難やチャレンジにもフォーカスします。
セッション1(19時00分~19時50分)
ヘルスケアプロセスにおける診察・治療の革新について議論します。ヘルステックカンパニーへの進化を目指し、世界規模でアクセラータープログラムPhilips HealthWorksを開始したPHILIPS。PHILIPSはなぜヘルステックに取り組むのか。AI、画像認識、ビッグデータ解析などのテクノロジーによってハードとソフト融合させる取り組みに注目が集まっている今、世界/日本のヘルスケア業界における現状をふまえ、人々のライフスタイルをどのように変え得るか議論します。
[登壇者]
・相澤 仁(株式会社フィリップス・ジャパン マーケティング&BCD兼戦略企画・事業開発統括本部長)
・前田 祐二郎(東京大学 ジャパン・バイオデザイン東京 共同プログラムディレクター)
・井上 裕太(QUANTUM CSO、QUANTUM\GLOBAL Inc. CEO)
セッション2(19時50分~20時40分)
ヘルスケアプロセスにおける予防や診断などの未病などのパーソナルケアについて議論します。昨今テクノロジーの発展で発症前・治療後を含む普段の生活データ収集活用が可能になった一方で、データの有用性の検証やプライバシーの保護など解決しなければならない課題があります。
SONYでAIパーソナルトレーナー「FAIT」を立ち上げた廣部氏をお招きし、ほか、多彩なゲストと共に生活者目線のヘルステックについて議論します。
[登壇者]
・廣部 圭祐(ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社 IoT事業部門 SF-Project)
・川嶋 孝宣(株式会社フィリップス・ジャパン ヘルステックソリューションズ・ソリューション事業推進部長)
・宇野 大介(ライオン株式会社 研究開発本部 イノベーションラボ所長)
・乗竹 亮治(特定非営利活動法人 日本医療政策機構 事務局長/米国医療支援NGO Project HOPE コンサルタント)
交流会:(20時40分~21時30分)
※HIP × Quantumセミナーシリーズ
本カンファレンスでは、企業の新規事業創出の支援を行うQuantumをパートナーに迎え、新しい事業開発にチャレンジするビジネスパーソンを対象としたカンファレンスです。
各社がビジョンに掲げる未来の都市生活(ライフスタイル)を共有、様々な事業環境の変化、チャンスやリスクを知ることをお伝えしたいと考えております。
またパネルディスカッションでは、新しいチャレンジに必ずある困難なことの乗り越え方、などの気づきや、交流を通じ、新しい協業など接点構築の場となることを目指しております。
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株式会社フィリップス・ジャパン
マーケティング&BCD兼戦略企画・事業開発統括本部長
1985年日本電信電話株式会社 入社、MCIワールドコム 日本法人社長、アクセンチュア パートナー、シスコ・システムズ執行役員などを経て2017年7月より現職。
東京大学 ジャパン・バイオデザイン東京
共同プログラムディレクター
東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(医学博士)。九州大学歯学部卒業後、歯科医師免許取得。臨床診療に従事。2013年には大塚製薬株式会社医薬品事業企画部で海外事業に従事の後、2014年6月医療機器発明起業人材育成プログラムであるスタンフォード大学バイオデザインプログラムGlobal Faculty研修を修了。2014年7月より、東京大学医療イノベーションイニシアティブ特任助教として、バイオデザインの導入計画を推進。2015年6月にジャパン・バイオデザインを設立、共同プログラムディレクター。
QUANTUM CSO、QUANTUM\GLOBAL Inc. CEO
マッキンゼーで日米欧における経営コンサルティングに従事後、フリーランスとして大企業やスタートアップの経営と新規事業創出を支援し、WIRED特派員も兼務。文部科学省では「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」を発案、プロジェクトオフィサーに就任。14年QUANTUM創業に参画し、大企業やスタートアップとの共同事業開発をリードしている。九州大学ではデザインとSDGsを基軸とした産学連携を担う。グッドデザイン賞審査委員、フォーカス・イシュー・ディレクター。ACC賞クリエイティブイノベーション部門審査委員。
ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社 IoT事業部門 SF-Project
2004年、ソニーエリクソンモバイルコミュニケーションズ株式会社に入社。
携帯電話・スマートフォンの製造とサプライチェーン管理に従事したのち、2015年にSONYの新規事業提案制度(SAP)を契機に、ヘルスケアIoTサービスの新規事業立ち上げをリード。
筑波大学等との共同研究も経て、2017年10月よりFit with AI Trainerのサービスがスタート。
株式会社フィリップス・ジャパン
ヘルステックソリューションズ・ソリューション事業推進部長
1994年に帝人株式会社に入社、その後、新日本監査法人、日本IBMを経て、2017年11月より現職。
ライオン株式会社 研究開発本部 イノベーションラボ所長
1990年ライオン株式会社入社。
入社以来、研究所にて約20年、歯磨剤開発に従事。
その間にクリニカブランド ブランドマネージャーに就き
その後約5年間、歯磨剤の生産技術部門に従事。
本年よりイノベーションラボ所長就任。
特定非営利活動法人 日本医療政策機構 事務局長、米国医療支援NGO Project HOPE コンサルタント
日本医療政策機構設立初期に参画。慢性疾患領域における患者アドボカシー団体の国際連携支援プロジェクトや、震災復興支援プロジェクトなどをリード。その後、国際NGOにて、アジア太平洋地域を主として、途上国や被災地での防災型医療施設の建設や、途上国政府と民間企業および国際NGOが共同参画する医療アセスメント事業などに従事。東京都「超高齢社会における東京のあり方懇談会」委員。政策研究大学院大学客員研究員。慶應義塾大学総合政策学部卒業、オランダ・アムステルダム大学医療人類学修士。米国医療支援NGO Project HOPE プロボノ・コンサルタント。