HIP conference
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HIPとQuantumのコラボによる本シリーズでは、5年以内に都市で実装されるであろうテクノロジーをとりあげ、その業界の多様なトップランナー(大企業、ベンチャー、行政、学識経験者等)とともに、テクノロジーが都市生活(ライフスタイル)に与えるインパクトについて、最新の動向を踏まえ議論します。
HIPとQuantumがコラボで展開する今シリーズは「5年以内に都市で実装されるであろうテクノロジー」を毎回1つ取り上げ、実装をめざしているプレイヤーが、実現したい社会、提供したい価値などを生活者視点で議論します。
今回注目するテクノロジーは「ドローン」。昨今あらゆるシチュエーションでの活用が期待されています。直近ではゲームやメディアアート的な角度からのドローンが話題となっていますが、本カンファレンスでは生活インフラや社会の仕組みに大きく影響を与えるであろう産業用ドローンに光を当て、近未来の街・暮らしの変化、経済活動の変化への期待について議論を深めます。
パネルディスカッションでは、各企業で新しいテクノロジーに立ち向かう実務者が、日々向き合っている困難やチャレンジにもフォーカスし、“世界を変えたい!”というその矜持についてもお話いただきます。
分野を横断して活躍している方々にご登壇いただき、未来のライフスタイル、未来の東京を多角的に考えます。
インスピレーショントーク(19時00分~19時20分)
・スピーカー:齋藤精一(株式会社ライゾマティクス代表取締役社長)
3D都市データを活用した新たな体験や価値を、様々なバックグラウンドをもった有識者とともに考え、新時代のビジョンを指し示すアートの力も使いながら、多彩な知識が集積していく“ラボ”として機能させていくプロジェクト「3dcel」。本プロジェクトの活動を中心にドローンの可能性について、齋藤精一氏に語っていただきます。
キーノートセッション(19時20分~19時40分)
・スピーカー:坂本義親(株式会社ORSO 代表取締役社長)
ドローンが産業のインフラの一部となる。ドローン前提社会の到来に備え、今なすべきこととは。黎明期からドローンの可能性を見出し、ドローン操縦者育成、空撮事業、ドローン操縦者向けスマートフォンアプリなど、産業への利活用が進む土壌をどうやったら作れるか、多岐にわたる事業とともに大学の研究にも参加する、産学連携の中心人物の一人、坂本義親氏に語っていただきます。
プレゼンテーションセッション(19時40分~20時20分)
・テーマ:「Connected Sky 空が繋がると生活はどう変わるのか」
・スピーカー: 瀧川 正靖(株式会社エンルート代表取締役社長) 松木 友明(KDDI株式会社 商品戦略部 スマートドローンプロジェクトマネージャー)
「空飛ぶスマホ」とも表現されるドローンというテクノロジーは、企業のサービスをどのように変えるのか? 企業が描く未来のライフスタイルとは? 構築されるプラットフォームを活用し、新産業を生み出すヒントは?注目の2社によるプレゼンテーションです。
パネルディスカッション(20時20分~21時00分)
・テーマ:未来ビジョンの実現に向けた組織、個人のチャレンジ
・スピーカー:坂本義親(株式会社ORSO) 瀧川正靖(株式会社エンルート) 松木友明(KDDI株式会社)
さまざまなシーンでの活用が期待されるドローン。しかし、社会インフラとなるには、技術的な課題のほか、法律やルールの整備、人材の育成など、企業が都市や社会にサービスとして提供し、未来のビジョンとして描く姿を実現するまでには、様々な課題があると推察されます。
パネルセッションでは、それらの課題に対してどのように日々取り組んでいるか、刻々と変化する社会とテクノロジーに対応するために会社、組織、そして新しいテクノロジーに立ち向かう実務者自身はどのような変化が求められているのか。登壇者自身が経験した困難、ブレイクスルーなど、通常では見えてこない側面も掘り下げて議論します。
交流会:(21時00分~22時00分)
※HIP × Quantumセミナーシリーズ
本カンファレンスでは、企業の新規事業創出の支援を行うQuantumをパートナーに迎え、新しい事業開発にチャレンジするビジネスパーソンを対象としたカンファレンスです。
各社がビジョンに掲げる未来の都市生活(ライフスタイル)を共有、様々な事業環境の変化、チャンスやリスクを知ることをお伝えしたいと考えております。
またパネルディスカッションでは、新しいチャレンジに必ずある困難なことの乗り越え方、などの気づきや、交流を通じ、新しい協業など接点構築の場となることを目指しております。
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(株式会社ライゾマティクス 代表取締役社長)
1975年神奈川県生まれ。ライゾマティクス代表取締役/クリエイティヴ&テクニカル・ディレクター。 建築デザインをコロンビア大学(MSAAD)で学び、2000年からニューヨークで活動を開始。その後 ArnellGroup にてクリエイティヴとして活動し、2003年の越後妻有アートトリエンナーレでアーティストに選出されたのをきっかけに帰国。アート制作活動と同時にフリーランスのクリエイティヴとして活動後、2006年にライゾマティクスを設立。建築で培ったロジカルな思考をもとに、アートやコマーシャルの領域で立体作品やインタラクティヴ作品を制作する。2009年~2013年に、国内外の広告賞にて多数受賞。現在、東京理科大学理工学部建築学科非常勤講師も務める。2015年、アート作品からコミュニティ形成を考えるまちづくりや施設開発等幅広く手がける部門「Rhizomatiks Architecture」を設立。
(株式会社ORSO 代表取締役社長)
2001年よりスマートフォン向けコンテンツ開発やサービス提供・投資に携わり、2014年よりドローン利活用の循環型システムの構築を掲げ、JUIDA第1校目となるロボティクスアカデミードローン専攻(第1~3期)、DRONE STAR™(ORSO、エル)、drone market(DJI JAPAN、ORSOの合弁会社do)等を推進。do株式会社 取締役、DRONE FUND LP出資/アドバイザリーボードメンバー、慶應義塾大学SFC研究所 所員、東京大学大学院工学系研究科 非常勤講師等を務める。専門は安全運航管理、教育、ソフトウェアを使ったビジネスイノベーション。
(株式会社エンルート 代表取締役社長)
1984年伊藤忠商事㈱入社、JCSATとSAJAC(当時)の合併事業(合併しJSATに)、ネットワーク・コンテンツ部 コンテンツプロデュース事業部などを経て、2003年、メディア事業部門GP(General Produce)事業起案。2004年、㈱石森章太郎プロと㈱石森プロと合弁会社設立に携わり、2007年㈱石森プロ常務取締役、取締副社長、2013年からは㈱スペースシャワーネットワーク出向、取締役執行役員を歴任。2017年、産業用ドローンのトップブランド㈱エンルート 代表取締役社長就任(現職)。
(KDDI株式会社 商品戦略部 スマートドローンプロジェクトマネージャー)
KDDI在職中に多摩美術大学を卒業し、デザイン/UX観点で携帯電話、スマートフォンの商品企画を推進。デザインケータイ「INFOBAR」や、子供向けスマートウォッチ「mamorino Watch」等の企画/開発を行う。
現在は、新規事業/商品の企画を担当しており、モバイル通信を活用した「スマートドローン」事業を立案、サービスデザインの観点で、先進的なドローン企業との共創により、スマートドローンプラットフォームを開発し、事業化を推進中。